はじめてのファクタリング会社選びただ一つのポイント
初めてファクタリング会社を選ぶにあたって、「優良ファクタリング会社〇〇選!」みたいな まとめサイトや個々のファクタリング会社のウェブサイトを沢山見て、迷路にハマり込んでる方はいませんか?
実は、私もそうでした。
あまりに情報が多すぎて、しかも、いくら読んでも、それぞれのファクタリング会社の違いが、よくわかりません。
そこで今回は、ファクタリング会社選びに必要なたったひとつのポイントをお知らせしたいと思います。

有名ファクタリング会社のほとんどに共通すること
ファクタリング会社のまとめサイトには、例えば、「融資ではありません」「担保や保証人は不要です」「あなたの会社の信用情報に影響ありません」なんて、ファクタリングなら当たり前のことを、わざわざ書いてたりします。
さらに、以下のようなことは、ほとんどの有名ファクタリング会社に共通していて差がありません。ただし、ごくまれに違う場合があるので、一応は確認しておくことが必要です。
【有名ファクタリング会社に共通すること】
- 償還請求権なし(ノンリコース)
- (2社間ファクタリングの場合は)債権譲渡通知なし
- (2社間ファクタリングの場合は)現金化スピードは「即日」
- 担保や保証人は不要
- 自分の会社の信用情報に影響なし
- 個人事業主対応
- 対応地域:全国
こうした共通事項は、ファクタリング会社を選んだ後に確認することにして、選ぶ前には、全部読み飛ばしても良いでしょう。そうすれば、残りの読まなきゃいけない情報量は、圧倒的に減ります。
はじめてのファクタリングで考えるべきこと
はじめてのファクタリングで、考えるべきことは、主に以下の三つです。
①信用できるか?
悪質な業者はもちろんダメですが、初心者が何も分からないのをいいことに、(悪意がなくても結果的に)業者にとって都合が良い契約になってしまうのもダメです。
②あなたの会社のニーズに合ってるか?
取引先に知られる可能性がある「債権譲渡登記」をするのか否か、あなたの業者の買取額の範囲がいくらかなど、あなたの会社が求める条件と合ってることが必要です。
③手数料が許容範囲か?
手数料は、3社間ファクタリングでは1~10%、2社間ファクタリングでは10~30%が一般的です。この範囲を超える手数料を取る業者は、やめておいた方がよいです。
はじめてのファクタリング会社選び、たったひとつのポイント
この三つの考えるべきことの中で、もっとも重要なのは、
①信用できるか?
につきます。
いくら「②あなたの会社のニーズに合ってる」ように見え、「③手数料は許容範囲」であるように見えても、「①信用できる」ファクタリング会社でなれば、間違ったファクタリング契約をしてしまう可能性があり、合法的な契約であっても、まったく意味がありません。
それに、いくら事前にインターネットなどで情報を集めても、本当に「②あなたの会社のニーズに合ってる」かどうかや、本当に「③手数料は許容範囲」であるどうかは、実際に見積りを出してもらって、契約内容を確認するまでは、わからないことなのです。
ネットの情報では、手数料は「〇~〇%」というような範囲でしか示されていません。その範囲の低い方の数字がA社が安くても、実際に見積りを出してもらったらB社の方が安いというのは、よくあることなので、ネットで示されてる情報は、あくまで参考程度に留めるべきでしょう。
次回は、この信用度を軸に、はじめてのファクタリングに適したファクタリング会社を選んでみます。